畑の豆たちが実りだし、今期も発酵の季節がやってきました~
味噌に醤油にみりんに・・・
発酵調味料はいろいろあるけれど、
まずはお味噌!
やってみたいけど難しそう・・・
興味はあるけどカビちゃいそう・・・
そんな初心者さんは、まずは少ない量からやってみるのがおススメです。
1~2㎏ぐらいが管理も楽で手軽に始められますよ。
材料はすべてwakete.でそろいます。
オーガニックお味噌ができます♡
気軽にお声掛けくださいね~
<お味噌仕込みの材料と容器の大きさ>
味噌の出来量 1㎏ 2㎏
容器の容量 1ℓ以上 2ℓ以上
大豆 200g 400g
米こうじ 400g 800g
塩 120g 240g
目安です。
この分量で、塩分濃度12%、麹多めの甘口お味噌になります。
材料の配分に正解はありませんから、あんまりシビアに考えず、自分好みの配合を見つけていかれれば大丈夫。
<工程>
①大豆の浸漬
仕込みの前日からはじまります。
水洗いした大豆をたっぷりの水に浸します。
浮いてくる豆は取り除いてください。
お豆は倍ぐらいに膨らみます。
②大豆を煮る
仕込み当日。
圧力鍋があれば楽ですが、なければ水から火にかけます。
沸騰したら弱火にして、ふたはせずに柔らかくなるまで煮ます。
※親指と小指で豆をつまんで、簡単につぶれるぐらいの柔らかさ。
(つまんでみて、豆が割れたらまだ早いです。)
③煮汁と豆にわける。
煮汁は使うので捨てないで。
高温だと麹菌が死活してしまうので、60℃以下に冷まします。
④乾燥麹をもどす
煮汁が40~50℃前後になったら、乾燥麹に回しかけ、ふたをして蒸らします。
タオルなどにくるんで保温してあげるといいです。
20-30分程度。
⑤豆をつぶす。
フードプロセッサーを使うと楽ですが、豆の量が少ないので、マッシャーや綿棒などでも十分。
柔らかく煮てあるので、すぐ潰れます。
粒が多少残っていてもそんなに気にしない。(お味噌汁でたまに豆が出てくるぐらいです)
⑤麹の塩切り
戻した米こうじに塩をまぜ、手のひらですり合わせるように麹に塩をすり込む。
⑥大豆と塩切り麹をまぜる
よく混ぜる
豆全体に塩切り麹をしっかり混ぜ合わせる。
このとき、耳たぶくらいのかたさになるよう、煮汁を加えて調整します。
※水分が多すぎるとカビやすいし、少なすぎると発酵しにくくなるので注意。
団子にして、指で押したときに割れてしまうなら加水する。
水分を抜くことはできないので、加水しすぎないよう気を付けて。
⑦容器に詰める。
丸めて容器の底に投げつけるように入れる。
空気が入らないようにギューギューおす。
⑧発酵
25度以上の焼酎や、食品用アルコール消毒で容器のふちの汚れをふき取る。
和紙、綿、ラップなどを味噌に密着させて敷き、その上に、塩を敷いて(調湿、防カビ)、トウガラシやワサビ(防虫、防カビ)を置く。
⑨普段生活している部屋に置いて保存するのがいいです。
家族の明るい声をきいて、麹菌も元気に働いてくれると思いますよ。
だいたい4か月ぐらいで発酵がおわります。その後熟成期間にはいり、8か月過ぎたころから食べ始めることができます。
味見をして、まだ角があるしょっぱさなら、もう少し熟成タイムへ。
いつも目に留まるところに置いといてあげると、管理しやすいです。
白カビは産膜酵母といわれ悪いやつではないですが、味を損ねてしまうので、スプーンなどで取り除き、焼酎などでふきとって、再度保管してあげれば大丈夫です。
残った煮汁は・・・
捨てずに、お味噌汁にするといいですよ。
お豆のいいお出汁が出ています。
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